AVアンプで5.1chをちゃんと配線してみよう YAMAHA RX-V6A


 お久しぶりです。AVアンプを新しくしたので、自慢と共に紹介していきましょう。

これまでもう20年くらい前に購入したYAMAHAのアンプで5.1chのシステムを組んでいたんですが、時代も変わり、もうなんだか色んなもんが新しくなっているので、今回アンプを購入してみました。


当初は、最近流行りのサウンドバーにリプレースする事を考えていたんですが、色々検討していくうちに、サウンドバーのみだとどこまで行っても、後方や上方からの音がバーチャルの域を出ないこと、機能や拡張性を求めると、結局高額になっていく事から、あれ?そもそも今使ってるスピーカー類がそのまま使えるなら、結構高機能なアンプ行けるんじゃん?ということで、価格.comのエロい人たちに聞いてみたところ、使ってるスピーカー類はそのまま使えることがわかったので、アンプ交換に至りました。


購入したのは、こちら、どどん。YAMAHA RX-V6A。主なスペックはこちら

(拭いたら却ってホコリついちゃうし、目立っちゃいます泣)




今回、求めたかった主な機能をまとめてみましょう。

  1. これまで同様5.1chで映画を楽しみたい
  2. Dolby AtmosやDTS:Xも出来れば体験したいな
  3. 4Kテレビ、HDD/Blu-rayレコーダーとプレステを接続したい
  4. Airplayで音楽飛ばして聴きたい


1. に関しては、一般的なAVアンプであれば、どれでも可能。最近のはもう7.1chとか5.2chとか、5.1.1chとかもうよく分かんないくらい対応しています。また今使っているスピーカーが6Ωですが、これも一般的な民生用アンプであれば基本大丈夫。(デフォルトは8Ωですが、設定で変更可能です。)

2. に関しては、サウンバーから調べたのでちょっと勘違いしていましたが、これを実現しようとすると、天井のハイトスピーカーが必要となるため、現時点では見送りました。ただ、ハイトスピーカーが無い状態でも、バーチャルにこれを実現するDolby Atmos Height Virtualizer(今後のファームで対応)に対応している点はポイントでした。

現時点では、このファームウェアはまだ来てないっぽいので、よくわかりませんw

3. 20年前と違って、HDMIという便利な規格のおかげで、却ってややこしくなってる気がします。AVアンプは音声だけなので、当初は、それぞれの機器をテレビ側のHDMI端子に接続して、音声出力をAVアンプに送ればいいと思ってたんですが、それだと著作権保護規格に抵触してしまうようで、音声がダウンコンバートされてしまいます。そのため下記のような接続順になる必要があります。

PS, Blu-Ray → AVアンプ → 4Kテレビ

そうなるとAVアンプ側にHDMI入力端子が複数必要になり、安価なサウンドバーではその端子が足りないかも知れません。AVアンプだと少なくても4つ程度は付いていると思います。(ちなみにRX-6VAは7つ) これらが4Kパススルーに対応している前提ですが、今売ってるものは基本対応していると思います。

また今後の8K放送や、もしかしたらPS5をいつか買うかも?という前提なら、フレームレートが4K/120pや8K/60pに対応できる事もポイントです。ただこれはテレビ側も対応している必要があり、8Kテレビを購入するのなんて、かなり先の事になるでしょうけど、まー長く使う (前のアンプは20年使ったし!)ので、現時点で最新規格に対応しているの買っとこうかくらいのもんです。

4. に関しては、実はこれが一番利用頻度が高いかもで、一番満足している機能です。自身はApple使いですが、個人的にはApple Musicは使い勝手の観点からあまり好きでは無い(自分の曲やローカルのMacの曲をMusicに同期しようとすると、Apple Musicの同期をいちいちオフにしないと出来ない。で、またOnにした時、いちいち曲を再度ダウンロードしないといけない、というクソ仕様のため)んですが、嫁がSpotifyよりもApple Musicのが使いやすいということで、サブスクはAppleになっているという。。。

Airplay対応って結構少なく、選ぶ際の大きなポイントでした。Siriで曲や音量も操作できるので、中々いい感じです。(まーBluetoothで飛ばせばいいじゃん、と言われればそれまでなんですが、音質的により良い方があれば、そっちを使いたいじゃない)

何気にAirplayで飛ばした曲がちゃんと日本語認識されて表示されているのに感動。

(日本語の曲が欅坂46しか無かったので急いでKing Gnu落としたのは黙っておこう)


同価格帯として、DENON AVR-X2700HとマランツのNR1711も候補だったんですが、なんでYAMAHAにしたかと聞かれれば、もうこれは単純にこれまでYAMAHA使ってたという事と、あとは見た目ですw

一応購入前に、YAMAHAとDENONは試聴させてもらったんですが、それぞれの試聴環境も違うし、はっきり言ってよく分からん。もうスペック上はやれる事に大差はないっす。音の傾向としては、低音よりのDENON、中高域よりのマランツ、素直な音づけのYAMAHAという感じでしょーか。まーでもこの辺りは、スピーカーで結構変わるし、どれでもいいんじゃ無いでしょうか。見た目とか好きなブランドで選べばいいと思うよ!あ、マランツは唯一、筐体サイズが低いので、設置環境としては一番利便性があるかもですね。

これまでサラウンド側のスピーカー(って最近は言うらしい。いわゆる後ろのリアスピーカー)の配線は窓際の足元にケーブルを止めるようなやつで這わせていたんですが、ベランダに出る時にこれが結構引っかかったりで、知らないうちに断線してたりするもんで、この機会に窓上のカーテンボックス内に這わせて、ちゃんとモールで被せるようにしてみました。

(パッと見分からない感じですよね?)


うちの窓が縦横がそれぞれほぼ190cmだったので、1mのモールを6本買ってきて切りました。今回スピーカーケーブルは16ゲージを2 ペア通すので、2号サイズにしました。ホームセンター等で一本300円しないくらいで売っていると思います。切るのは結構面倒ですが、大きめなカッターでギコギコ跡をつける感じにして、そこを支点に折り曲げるとパキンと折れます。切れた部分は一応、紙やすりで整えました。

モールはテープ付きのものを選んだんですが、粘着力が結構強いらしく、壁紙ごと持っていかれる可能性もあるので、壁にマスキングテープを貼って、その上からモールを貼るようしています。

角の部分は、それ用のモールも売っていますが、うちの場合は、カーテンに隠れる部分なので今回は特に付けていません。


このケーブル結構良い。おすすめかも

最終的にサラウンドスピーカー側の設置はこんな感じになりました。うーん、いいんじゃないでしょーか♪


肝心の音なんですが、ぶっちゃけ特に感動するようなもんはありません。まーこれまでもYAMAHAのアンプ使ってましたしね。もしかすっと音楽聴くだけなら、20年前のアナログアンプの方がいいかもなぁ?

映画はキレイに5.1chを出力して、その音量やスピーカー距離なんかも細かく詰められるので、使い勝手含めていい感じです。

結論としては、なんか環境がキレイに整えられて、音楽聴きたい時にiPhoneからポンとAirpalyするだけで自動的に電源がOnになって音楽が流れ出す、っていうその一連の流れがなんとも心地良いいです。コロナ時代で、仕事も含めて家で過ごすことが増えているので、なんだかこういう快適さは、気持ちいいです。

音楽聴く時の音に関しては、うーん、もっといいスピーカーに変えたら、また違った印象になるかも知れずで、今後お金できたら、変えてみようかな!


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