Gretschのムック本「GRETSCH GUITAR Collection」
FenderやGibsonに比べて、Gretschのムック本って少ないんですよ。Amazonで探してみても、発売当時の値段よりも結構高いです。
とりあえず、一番お手頃なやつを買ってみました。
結構色々な写真や、各年代ごとのパーツなんか載っていて、オーダーのスペックを考えるのに、非常に参考になりました。
インタビューは、ブライアンセッツァーとベンジー、更に50年代から品質管理部門の最終出荷責任者だったという、ダンダフィお爺さん。
ベンジーなんかは、個人的にデビュー時から、ほとんどのインタビューを読んできていますので、目新しい部分はないっす。ただ、上記2人に並んでインタビューされているってのは、嬉しいですね。確かに、グレッチと言えば?なら、ブライアンセッツァーに次いで、ベンジーだもんな。
ブライアンセッツァーですが、スパーゼルとTOMブリッジにしているのは、ブライアンセッツァーオーケストラで、ホーンセクションと一緒にプレイする事ためにピッチが厳しいからとの事で、音だけで言えば、バーブリッジのがいいらしい。これは後述のダンダフィさんも言っています。なるほどな。
ナッシュビルに行った時に、チェットアトキンスから誘われて、自宅に行った時の逸話は泣けます。『Let's Live It Up』のリックは、チェットアトキンスが教えてくれたとこから出来たらしい。
インタビューで一番長いのが、品質管理の最終出荷責任者であるダンダフィ氏。なにが面白いって、インタビュアーがかなり細かな仕様の質問をするんですが、「個体差じゃないかな」とか「そんな事もあったかもね」なんつって、日本人とアメリカ人の本質がそこに現れてる感じがします。ネジがマイナスかプラスかなんてどーだっていいだろ?アメリカ人にとってみれば、質問の意味さえ分かんないじゃないでしょーか。
まー上記は一例で、かなーり詳細な質問に対しても、真摯に答えてくれており、「へーなるほどー」と大変興味深く読ませていただきました。
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