いやー、まじブライアン・セッツァーってイケメンだよね。
Brian Setzer's Gearとしたものの、あまりにも有名すぎて、使っている機材もベースマンにグレッチぶち込んで以上!Rolandのスペースエコーも忘れずに!と非常にシンプルなので、語ることもございません。
最近、Stray Cats時代から、BSO (Brian Setzer Orchestra)、Rockabilly Riot! と聴き直しているんですが、聴けば聴くほど、やっぱこの人のギタープレイ、半端ねぇな、と。
個人的に3人バンドが一番スリルがあって好きでして、ましてやブライアン・セッツァーのフレージングは大好物なんですが、なんでかStray Catsは昔から苦手でして、何というか、あのリバーブびちゃびちゃな録音が好きじゃないんでしょうね、オレは。BSOやRockabilly Riot! でStray Cats時代の曲を聴き直す格好となっているんですが、おー!かっこいいじゃんって思う曲が結構多かったりします。
と、まーそんな事は置いといて、機材を見ていきましょう。
もう言わずもがなですが、メインギターは、1959 Gretsch #6120 Chet Atkins。
ほんと似合いますね。もうギターと同化しているってくらい似合ってます。#6120のピックアップは、1957年くらいまでが、シングルのダイナソニック、58年あたりから、フィルタートロンに代わりますが、ブライアンは、フィルタートロンをこよなく愛しているので、59年なんでしょうね。
#6120は、かなりの数を所有しているらしく、上記のは、ビグスビーがGretschロゴなので、59年の後期 (それまでは「Bigsby PATENT」ロゴ) と推測します。また、たぶんこの頃ってゼロフレットが標準だったはずなので、取っ払ってるんだと思います。
そのほか、他のギターも踏まえて全体的な特徴としては、ブリッジをTOMに、チューナーをスパーゼルにカスタマイズしています。
これも有名というか、なんつーか、グレッチのギターって、テレキャスターと一緒でブリッジが弦ごとに調整できないようなものが多く(バーブリッジや、スペース・コントロールブリッジ等)、要はオクターブ調整は出来ません!細かいことは気にすんな!ロックだろ?な仕様なんですが、ブライアンの場合、BSOでホーンセクションとプレイするので、それはさすがに合わないって!ということで、オクターブ調整ができるTOMに、チューニングの安定を求めてスパーゼルに変更しているようです。
1999 Gretsch #6120H Brian Setzer Signature Hot Rod。
自身のシグネチャーで、こちらも頻繁に登場しますが、すんげーいっぱい、いろんな色があります。ブライアンは、トーンスイッチは使わないので、取っ払っており、ピックアップセレクタースイッチを、本来トーンスイッチがある部分へ移動させています。(なので、ピックアップセレクター部分に穴が空いている)
最近のHot Rodでは、そもそも最初からピックアップセレクターがトーンスイッチ位置にあり、余計な穴自体が空いていないことから、このキャンディアップルレッドのは、初期のモデルだと思われます。
1956 Gretsch #6129 Silver Jet。ブライアンにしては、珍しくダイナソニックを選択。オレが再び、グレッチを欲しくなったきっかけ。あくまで個人的に、なんですが、フィルタートロンより、ダイナソニックのほうが好きです。なんですけど、ブライアンの場合、フィルタートロンのほうがいい音してます。
楽器屋であたかも買うかのような顔して、フィルタートロンとダイナソニックを同じ環境で弾きましたが、やっぱりダイナソニックのほうが好み。
あくまで推論ですが、アンプのセッティングがフィルタートロンでいい音が鳴るようにセッティングされてるからじゃないかと思っています。がこれいかに?
Gretsch G6144 / TV Jones Spectra Sonic Baritone C Melody
番外編ですが、ぶっちゃけ、ライブで一番好きな好みの音出してんのは、このバリトンギターだったりしますw。 Gretschなのか、TV Jonesのなのか、ちょっとわかりません。耳コピしようと思ったら、たぶんこれ、ダウンCチューニングっぽく、面倒くせえ。
1963 Fender Bassman
ブライアンいわく、63年製のBassmanは整流部がチューブではなく、ソリッドステートでタイトなところが気に入っているそうです。そもそも選んだ理由は、ぶっちゃけ見た目らしい。そうはいっても確かに、ブライアンの音ってこのアンプによるところが大きいですよね。
セッティングですが、インプットはノーマルChを使用。Volumeは通常4あたりで、もう少し歪みが欲しいときは5あたりまで上げます。確かにライブ中、アンプのツマミいじってるの見ますよね。トーンはTrebleは10、Bassは5、Presenceは10。この辺りがハムバッカーであるフィルタートロンに合わせたセッティングのように思います。
Roland Space Echo RE-301
曲によってエコーの深さを変えていますが、これも手動でいじってますよね。エコーをかけなくても、これを通しただけでプリアンプ的な働きをしているようなので、もしかすると、所謂ハイ落ちの効果で、嫌な高域が削られて、いい感じの、あのブライアンの音が完成するのかもしれません (全くもって見たことすらないので、こいつに関してはさっぱりわかりません)
うーむ、かっちょいい。
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