Danocaster Single Cut Blue/Green Sparkle.
人知れず、密かにオーダーしておりましたギターがやっと完成したので、お披露目でございます。
自分の思い通りをスペックを満たすギターがなかなかないため、こうなったらオーダーで作っちゃおうかな!なんつって、オーダーしてから早8ヶ月。やっと昨日、届いた次第です。長すぎて途中オーダーした事すら忘れかけてたぜ。
今回、このギターを作ってもらったのは、Danocaster 。以前にも書きましたが、数あるギター工房の中でも、自分が知る限り、古きよきオールドギターを再現させたら、ある意味、現在のFenderよりも精度が高いのではないかと思っています。
まずはスペックから見ていきましょう。
- Finish: Heavy Relic
- Color: Blue/Green Sparkle
- Body: 2 pc Ash
- Neck Spec: 1 pc Maple
- Neck Profile: Chunky C - .86 at fret 1
- Frets: 6125
- Fingerboard Radius: 9.50"
- Pickups: 51' Arcane
オーダー時に、色、ネックプロファイル、フレット、ラジアス、音の方向性をヒアリングされるんですが、ピックアップに関しては、「ロイ・ブキャナンのようなトーンを」と言ったところ、このピックアップになったようです。それ以外の具体的なスペックの話はしていないので、Hardwareに関しては、全然わかりません。5/16" Steel Saddle?
(その下は全くわからん。Danocaster Thanks!! か??)
驚くべきは、重量の軽さ。最初荷物が届いた時、本当に入ってんのか?というくらい軽く、実際に持ってみても、びっくりするくらい軽い。スペック表のTotal Weightを見て納得。6.5lbsって事は、3kg切ってるじゃねーか!素晴らしい。
肝心の音のほうはどうでしょうか?
こーれーがー、素晴らしいの一言。いやーマジDanocasterすげー。残念ながら、自身はFender 50年代のテレは弾いた事はないんですが、マスビルもんにも全くひけをとりません 。というか、個人的には軽く超えてる感すらあります。(まーでもこれも、所有している方を贔屓目で見ちゃうので個人的感想ですよ)
Fenderに限って言えば、ネックの材とフィンガーボードの材が、そのギターのトーンの方向性を決めると、個人的には思っているのですが、この1ピースメイプルから弾き出されるトーンは、素晴らしいですね。頭悪いの承知で表現すれば、ローズ指板のそれは、ある程度、中域に集まってまとまりのあるトーンですが、メイプルのそれは、ガッシャーン!ってな感じ、「Hey、全部の帯域出すんで、あとはそっちでちゃんと処理してねー」といった感じ。弾き手の技量を問わているかのようです。
この辺りはあくまで好みによるものではありますが、これまでローズ指板のストラトをずっと弾いてきて、不満を感じていた部分がここだった事から、個人的には当然と言えば当然かもです。
ネックの面取りや処理も丁寧で、非常に弾きやすいネックです。
ネックの面取りや処理も丁寧で、非常に弾きやすいネックです。
もう一つ肝心なのは、ボディーカラー。
今回、オーダーとしては、「Blue sparkleが少し退色してグリーンがかった感じ」と伝えつつ、参考になる画像を送ったんですが、ここだけは、正直、想像と違った感じになっちゃいました。全然ブルー残ってないし!スパークルなフレーク全然ないし!あは!(Dan曰く、それでもFenderのそれよりも多く、フレーク使ったんだぜ?との事)
まーこの辺りは、自身の表現「Greenish bule sparkle」がいけなかったのも使れないですし、オーダー後「やっぱ、スパークルは派手すぎね?」とちょっと後悔もあったので、結果オーライとしとこうかな。
スパークルというよりメタリックが強く、光の加減と角度で全然違う色に見えます。
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