Fender USA Jaguar '66



Fender USA Jaguar '66



1966年製 Fender USA Jaguarです。ネックバインディングに、ブロックポジション、マッチングヘッドという、中々フェチ心をくすぐる仕様。購入したのは10年くらい前で、当時はまだ60年代のFenderでも、CBS期のは割安だったように思います。一時期は高騰してましたが、最近はどうなんでしょうか?

Body Colorはシャーウッドグリーンに見えますが、レイクプラシッドブルーが退色して、こんな感じになっています。


ジャガーってかっこいいじゃん。



これまで所有したギターの中でも、見た目とトーンは一番好きでした。やはりさすがヴィンテージ。持論としてギターのトーンを決めるのは、ネックの材やクオリティがその比重を占めると思っていますが、40年以上経っても、真っ直ぐな状態を保っており、更にカラカラに乾いた感じが、最高のトーンを奏でます。いわゆる、激鳴りって奴ですね。

見た目もジャガーってかっこいいよね。ジョン・フルシアンテも一番好きなギターはジャガーらしいよ。


ヴィンテージを所有するって事。



ヴィンテージって言っても、レスポールやストラト、テレキャスに比べて、ジャガーは安いほうですよね。なので比較的手に入りやすい (とは言ってもこちとら、清水ジャンプくらいの決断で買ってるぜ!) とは思いますが、それでもやはりヴィンテージ。色々な決断が必要となります。

弾き心地を追求する上で、ジャガーの場合、まずよくある弦落ち問題があります。ブリッジの駒を上手い事調整してみたり、ネックの組み込みを検討してみたり。

次にフレット減ってる問題。ヴィンテージはオリジナルから変更が加えてある程、その価値が下がって行きますが、リフレットも同様で結構オリジナルである事が多いです。

ブリッジや駒の交換、リフレット等を検討しましたが、なんだか高い金出して買ったのに、そんなストレス抱えてる事に段々嫌気がさしてきて、そしたらジャガーのショートスケールや、指板のR自体が段々気に入らなくなってきて、ああ、なんて現代のストラトって完成されているの!なんて思っちゃって、結局売却してしまいました。

結局は、ヴィンテージを自分の好みにしていくだけの、勇気と財力がなかったんですよね。聞き分けのいい若い女(カスタムショップのストラト)に走っちゃった!テヘペロ(もう古い?)

だからヴィンテージが欲しいな!なんつって思ってる人は、石油王の如く有り余る財産の使い先に困っているか、後先考えずに、自分の弾きやすいやつに変えちゃうぜ!転売なんかオレはしねぇ!一生コイツと一緒だぜ!な、熱い志を持った人じゃないと買っちゃいけません。オレはもう無理。。(泣



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